440BX

この題名聞いてぴんときた人は相当PC通。ハードウェアにかなり詳しいと思います。昨日ノートPCの話をしましたが、T22までは440BXだったはずです。
T23を買いたいと思っている理由が、無線LAN対応モデルがあるのとメモリーが安いということがあります。

440BXは当時、安定しているPC=440BXという話が普通だったくらいです。最近のPCに比べるとずいぶんスペックが見劣りするのと、WinXPのハードウェア制御能力が今までのウインドウズと比べると格段に進歩したことによって今ではあまりPCが不安定ということは聞きませんが、やっぱり1週間とかつけっぱなしにしておくとそのPCのぼろがぽろりぽろりとほころびが見えてきます。
当時Win98しかなかったころはハードウェアが安定していることが重要だったのですね。
今でも覚えていますが、初めて買った自作パーツはメモリーでした。98に64mbだとちょっと厳しいのでメモリーを買ったのですが、128bitのメモリーを購入しないと動かなかったんですね。つまり両面実装とか言われているやつです。
T22までは128bitでないと動きません。つまり片面のチップが8つ、両面で16こでやっと256MBが動くことになります。128Mの場合は両面実装でチップの数が片面4つでも動きます。つまりひとつのチップあたり16MBの物しか動かないんです。当時は512MBPCに載せることはあまりありませんでしたが、XPが標準になった今、それが必要になります。となると128bitのメモリーは高騰するわけで・・・ちなみに256Mで8000円ぐらいします。困ったもんです。4万円のPCのメモリー代がこんな高かったらちょっと考えてしまいますね。Win98でがんばるってのもひとつの手かなと・・・。サポートも打ち切られてしまいましたが、ネットやメールだけなら十分ですし最近流行のウイルスにかからないという特権もあったりします。