業界地図に影響も？エイベックスお家騒動勃発

　大手レコード会社「エイベックス」が揺れている。先週末の役員会で同社専務で浜崎あゆみ（２５）や安室奈美恵（２６）らの育ての親でもある松浦真在人（まさと）氏（３９）が電撃辞任。同時に常務で、浜崎が所属する系列プロダクション社長でもある千葉龍平氏（４０）も辞任し、アーティストの動向をめぐる不穏なムードが漂っている。

　音楽プロデューサーとしても活躍する松浦氏は浜崎らの“育ての親”として知られる。同社設立から１０年で上場企業に名を連ねるまで急成長させた立役者だが、経営方針などをめぐり依田巽会長兼社長（６４）と意見が対立。解消できないと判断した松浦氏が７月３１日付で辞表を提出した。

　同社では８月１日、２人の辞任について、「本人の一身上の都合」としたが、その後、松浦氏と千葉氏が新たなエンターテインメントビジネスを立ち上げるという話も浮上。

　新レーベル設立となれば浜崎や安室、ＥＬＴらエイベックス所属の人気アーティストへの影響も予想され、その動向次第でエイベックスも大きな転機を迎えそうだ。（夕刊フジ）
[8月2日18時1分更新]

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